【高知の怪魚】アカメ釣り

アカメが釣ってみてぇ

ふと思った。

前々から興味はあった。

けれど行動に移すことはなく数年が経つ。

月日が経つのはホント早い。

幸か不幸かいろいろあって、現在は四国にも足を運べる距離にいる。

来年はどこにいるかわからないし、再来年はなおさら。

「今しかない」

そう思って橋を渡った。

挑戦!アカメ釣り

高知にて。五月某日。期間は三日間。

「今の時期はあんまり釣れねーぜ」

と友人から有難い言葉をいただいた。

安心してほしい。

ハイシーズンでも釣れる自信はないから

それでもアカメ釣りの「A to Z」まで教えてくれるのだから優しい。

“教えてもらったこと”は彼が心血注いで得た情報。

時間、金、体力、精神力、エトセトラエトセトラ...。

一度でも本気で釣りをしたらわかる。その情報の“重さ”。

無下にはしないと心に誓い釣り場へと向かった。

実釣開始!

着いて一投目。

夜更けの中、様子見がてら放った第一投目。

岸際でいきなり“強烈な重み”が乗る。

良いサイズと思った。

と同時にゴミだとも思った。

今日の自分はさえてる。やっぱりゴミだった

いきなりウェーダーを出さざるを得ないとは。

車に帰ってウェーダーを履き、四苦八苦しながらなんとか回収。

その後も音沙汰なく、いろいろな場所を見て周ることに時間を使った。

アカメ釣り、昼の部に突入

翌日、仮眠を挟み昼の部へ。

何の気なしに河辺を見て一言。

「ア、、、カメだ」

小さなカメが挨拶してくれた。

のほほんとしながら何の気なしにミノーを投げると、

強烈なアタリ。

「これはもしや!」

しかし、犯人はこの人。

「キビレ」

本気でアカメだと思った。

どっかの誰かさんと一緒である。笑

その後もキビレが釣れたりシーバスが釣れたり。

本命ではないものの素直に釣れてくれることが嬉しい。

しかし、残念なことにポツポツと雨が。

予報では日付が変わる頃まで止まないらしいので、

しばし温泉でまったりする。

「このために高知に来たんじゃなかろうか」

そう思うぐらい気持ちが良かった。

そんなことをしている間に雨は通り過ぎ、

暗闇の中、再びルアーを遠投するも赤い目を拝むことはなかった。

夜が明け昼間の釣りに挑む前に、「桂浜水族館」に行こうとしたのだけれど、

渋滞&渋滞で行く気も失せ、行き着いたよくわからん浜で黄昏てみる。

「この海のどこかにアカメが...」

なんて考えることはなく、

「腹減った。そうだカツオ食べに行こう」

と名案を思いつく。

しかし、行く場所どこも人だらけで駐車場も一杯。

アンニュイな気分に拍車をかける

結局、何一つ希望が叶わないまま、釣り場へと戻る羽目になった。

ただ、そんな微妙な空気を払拭する会心のアタリが!

赤くない!黄色い!

この後、もう2、3枚追加してタイムアップ。

夜もやって行こうかと思ったけれど、次の日に影響してもあれなんで自重する。

その代わりと言ってはなんだが、

アカメが釣れなくて心が荒んでる時に小物が癒してくれる漁港

を友人に教えてもらっていたので、ちょっと寄ってみる。

釣れるって楽しい!

ハゼ

アオイソメを500円程買ってジグヘッドに付けると続々とお魚が。

シマイサキ

コンスタントに釣れてくれる有難さ。

おかげでちょっとだけ心が軽くなった。

今回の釣行で本命は釣れなかったけれど、

“釣り”は存分に楽しめたように思う。

また、夏に来よう。

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