クワガタと甥っ子と叔父ちゃん

夏本番!

とはまだ言えないものの、だいぶクーラーが恋しくなってきた。

個人的には蝉が鳴き始めたら夏到来かな。

騒がしく鬱陶しい。

が、秋の夕暮れに恋しくもなるあの大合唱。

傘を差しつつ、もう少しの辛抱。

そんな雨の切れ間に少し早めの夏を感じたくて向かった岡山の夜の野山。

甥っ子を引き連れ昆虫採集に勤しむ。

いかにもといった感じの電灯を見つけ、

その下をひたすら徘徊する。

そして出会った第一村人。

ゲンゴロウ採集の際に大変お世話になった【ガムシ】。

顔なじみなので特に湧き上がる感情もない。

「今年もよろしく」

そう心の中で告げ、探索を再開する。

しかし、小さな甲虫はいるものの、肝心の“奴”の姿がない。

このままでは叔父さんの威厳を保つことができない。

ちょっとした焦りを感じつつ、電灯わきの木に目をやる。

すると“男子の憧れ”がそこにいた。

【ミヤマクワガタ Lucanus maculifemoratus

何度見ても格好いい。

この渋い色合いも魅力を際立たせている。

ここで油断してはいけない。

逃げないうちに甥っ子の下げる虫かごに入れることで、

叔父さんから英雄に昇進することができる。

慎重に鷲掴み。そしてミッション達成。

大いなる責務を果たしたので、

ここからは叔父ちゃんの自由時間である。

【ノコギリクワガタ Prosopocoilus inclinatus

少し高めの木の上で発見。

早く捕まえてとせがむ甥っ子を無視し(虫だけに)、シャッターを切る叔父ちゃん。

【オオミズアオ Actias aliena

めちゃくちゃ綺麗。

淡い黄色に赤いコントラストが素晴らしい。

蛾なんかいいからクワガタ探してとせがむ甥っ子を無視して(虫だけに)、

シャッターを切る叔父ちゃん。

獲得した威厳を即座に捨てる叔父ちゃん。

甥っ子以上に大満足の叔父ちゃん。

やっぱり昆虫採集って何歳になっても無心で楽しんじゃうよね。

虫だけに。

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コメント

  1. おおぐり より:

    あぁ、今日はなんて蒸し蒸しするんだ!「虫だけに、、、」

  2. 脇田 国香 より:

    オオミズアオはいつ見てもカッコいいと思います。が、個人的にはヤママユガの方が好きです。
    まだ見たことはないですが、実物のヨナクニサンはどのくらい迫力があるのだろうか?
    私は大型の蛾が大好きです。

    • KaZ より:

      ヤママユガの落ち着いた渋い色合いも良いですよね。ヨナグニサンは見てみたい憧れはありますが、飛んで来たら怖気づいてしまいそうです。大きすぎて。