ティラピアとイワナとねちっこいホットケーキ

とある休日のありふれた夜中。

そろったのはなかなか稀有な面々。

楽しい生き物観察の始まりである。

一発目は「ジルティラピア」。

滋賀のどこかにいるらしく一晩中水路を見て回るも、

さっぱりさっぱり。

休憩もかねて「ホットケーキ職人」に腕を振るってもらう。

今回はなんと初の野外調理。

道具もそろってはいない。

プロは場所も道具も選ばないのである。

小さくとてもひっくり返すことのできない鍋かつ、

フライ返しのない状況で彼が見せた技は常軌を逸していた。

まるでスクランブルエッグのように混ぜられるホットケーキ、

と同じ原材料のなにか。

どんどんねちゃっこくなっていく「それ」。

完成して皿に乗せられたのは立派なダークマターである。

写真がないのが実に残念だ。

実食すると味はそこまで悪くない。

がしかし、時間の経過とともに胃の中で暴れまわる。

「重い、めっちゃ重い」

記憶に残る強烈な一品だった。

さて、カロリーだけは十分に補給させてもらったので、

第二ラウンドに突入する。

友人が有力と踏んだ水路を限界まで上り詰めてみると、

明らかに体高がある魚影が見えた。

心臓バクバクしながらそっと網で掬うも、

なんと逃げられる。

「まじで?!」

と絶望しながら周囲を見るともう一匹がじっとしている。

同じ過ちをしないよう慎重に網に誘導すると、、、

苦労した末の一匹。

この瞬間が良いんだよね。

付き合ってくれた友人たちのおかげである。

ふと空を見ると、気付かぬうちに朝になっていたようだ。

そして次なるターゲットを求めて大移動。

渓流へと向かう。

すっきりとした初夏の風の中、

手際よく釣っていく友人二人。

流石やな~と感心していると、

友人の手によって異彩を放つ魚が浮いてくる。

『ナガレモンイワナ』

そう呼ばれる特殊な斑紋のイワナ。

目の前で見れるとは思ってもみなかったので、

感動ものである。

こういう世界もあるんだな~。

最近弛みがちだった釣りのモチベーションを爆上げしてくれる一匹だった。

良いもの見せてもらったと地面に目をやると、

懐かしいお姿が。

上がったテンションをいい具合に下げてくれた。

そんなとても有意義な週末のできごと。

いろいろ教えてくれた友人、なんやかんやで付き合ってくれたHK職人、

初対面にもかかわらず案内していただいたNさんに感謝です!

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