河川のビワコオオナマズ釣り 2019

快適とはまだちょっと遠い、そこそこ冷え込む4月の夜中。

久方ぶりに某河川のビワコオオナマズに会いに行くことにした。

「ビワコオオナマズを釣りたい」

そうのたまう稀有な同僚と一緒に。

7年ぶりぐらいかな、この場所に来るのは。

初めてビワナマを釣ったのもここ。

心霊体験したのも….ここ。

いろいろ因縁深い場所である。



青白くゆらめく…….

到着早々、周囲を見て回る。

工事もあったようで景色はかなり変わっていた。

「ナマズは大丈夫だろうか」

不安要素を抱えつつ、タックルを準備する。

ベイトタックルは糸の巻替えが面倒なこともあって、

今回はショアジギングタックルで。

PE4号にナイロンリーダー60lb。

ルアーはK-TEN。

意気揚々と水辺に向かう。

すっかり整備されてエントリーしやすくなっている。

この釣りにライトは厳禁。

光を嫌い警戒させてしまうから。

危険なところ以外は月明りに頼るしかない。

慎重に慎重に歩を進め、ポイントに到着。

仄暗い景色、気味悪さ、激流が相まって、

ちょとした緊張感が込み上げてくる。

昔と変わらない。

所々渦巻いている反転流を狙って竿を振るも反応はない。

「やっぱり変わってしまったんかね~」

不安要素が現実味を帯びてきた頃、

視界の片隅に青白い巨体がたなびく。

ライト無しでもわかる程デカイ。

急いで同僚に投げてもらったけれど、

振り向くことはなかった。

激流の傍らで悠々と泳ぐその姿。

また会えたことに安堵する。

その後も何か所か釣り歩くも良い返事はもらえない。

帰り際、おもむろに照らすと岸際に佇むビワコオオナマズ。

堂々としたものである。

眺めているとゆっくりと深みに消えていった。

昔とまったく同じ光景に時間が戻ったような感覚。

立場も状況も変わったけれど、

変わらないものもいっぱいあるもんだと、

でっかいナマズから教えてもらった。





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事と広告