「権現山」登山

今回訪れたのは広島県廿日市市にある「おおの自然観察の森」。

なんでも一風変わった植物があるそうで。

こう見えて魚だけじゃなく植物を愛でる心も持ち合わせているのですよ。

とか言いつつ本当の目的は「権現山」登山。

その道中に寄ってみた次第です。

おおの自然観察の森を散策する

さて、そんなわけで観察観察。

植物を見に来たとはいえ、ついつい水辺に目がいってしまう。

大量のメダカとカワムツが群れを成していた。

ハート形の植物「ベニマンサク」

トンボもあちらこちらに見え仲睦まじい姿も、、、。

ずいぶん寄り道をした末、たどり着いた例の植物の群生地。

その名も「ベニマンサク」。県指定の天然記念物。

が、見事に落葉している。

あったとしてもラブリーな葉は見るも無残な姿をしていた。

落胆しつつ少し低い位置に目をやると、

想像通りの姿がそこにあった。

ハート形、しかも紅く染まっている。

とっても素敵やん。

無事に見れて一安心。よく見ると緑色の葉もちらほらと。

日の当たり方で紅葉具合にむらがあるようだ。

その後、湖の周りに数多くのベニマンサクを発見。

行きは見つからなかったのに。

一つのことを知るだけで、

こんなにも見る世界が変わるものなんだなぁ。

いざ、権現山登山!

おおの観察の森を堪能したので本来の目的である「権現山」へと向かう。

登山道は観察の森の奥にある。

一粒で二度おいしい自然満喫コースだ。

紅葉を楽しみつつ頂上へ

最盛期とは言えないものの鮮やかな紅葉の中を進む。

誰もいない森の中を自分のペースで登る。人の多い山ではできない贅沢である。

道もしっかりしていてとても登りやすい。

鳥の声に耳を傾けながら草木に目を向けながら足を運ぶ。

気が付けば頂上まで来ていた。

青空と赤く染まった山々のコントラストが素晴らしい。

時間を忘れてぼ~っとしていると、年配のご夫婦に声をかけられる。

名山巡りをされているらしく山頂の標識をバックにパシャリ。

とても仲の良いご夫婦でした。

こんな出会いも登山の良いところ。

ず~っと景色を眺めていて体が冷えてしまったので下山。

しようかと思ったけれど時間があったので、

寄り道して「おむすび岩」へ向かう。

少し迂回することになるが尾根沿いに進む。

するとアンバランスな岩を発見。

「おむすび岩」

ひと押しすれば落ちそう。

ここからの景色もなかなかのもので、大岩の隣に腰かける。

そしてパンを食べながらミルクティー。至福である。

「バイクの休憩中に飲む一杯の缶コーヒー」に似ているこの感じ。好きだなぁ。

あっという間に冷えてくるこの感じ。は好きになれない。

時間を忘れて長居し過ぎてしまった。

足早に下山する。

自然に目一杯身を置いて癒された秋の登山。

コメントを残す

CAPTCHA


関連キーワード

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう