愛知県の乗合船基地”師崎”
圧倒的”安定釣果”を求めて
師走に入り淡水魚の釣果が日に日に悪くなってきました。
釣果に癒されたく絶対釣れるだろう船カサゴへ行ってきました。
師崎ってどこ?
知多半島の南端に位置する師崎は県内有数の釣り船基地として有名です。
過去には100隻以上、現在でも約50隻もの遊漁船が活動してるそうです(船頭談)。
師崎からは日間賀島や篠島といった観光地へフェリーで渡ることもできます。
師崎の乗合船 ”まとばや”
今回お世話になったのは、昭和40年創業の老舗船宿の『まとばや』さん。
大人気な釣り船ですので、土日祝に釣りに行かれる場合は早めに予約を取りましょう!
予約は前日の夜9時まで受け付けています。
初心者の方や船釣り初めての方にも優しいのがまとばやの人気の秘訣です。
防寒着など汚れても良い格好と飲食物さえ持っていけば、釣りに関わるものは全てレンタルできます。
名古屋市内から車で1時間という近さ
深夜3時にも関わらずやけに交通量が多い。これは師崎が釣れ盛っている証です。
僕が釣行したときは”ヒラメ”が絶好調で青物、カワハギ、フグ、アジで出船していました。
そら車多い訳ですよね。
カサゴが一番安定してる
これだけ釣れている中でも100%坊主逃れとなると、やはりカサゴですね。
根魚は短期間で移動することがありませんし、悪天候で伊良湖沖まで出船できなくとも師崎港の出口で充分釣れるので台風クラスの時化でない限り出船してくれます。
場所取りしましょう
師崎から出船する乗合船は早い者勝ちで釣り座を選ぶ船宿が多いです。
予約する際に釣り座の選び方を確認するようにしましょう!
”安定”して釣れるので暖かい釣り座が人気
カサゴ釣りも釣り座によって釣果に差はつきますが、どの釣り座でも釣れるので釣果ではなく日当たりの良さが人気になりがちです。
この日は7時出船でしたが4時半で先着となりました。
ポイントになるのは伊良湖沖です。冬のこの海域は北西風がよく吹きます。
こうなると左舷船尾が暖かい場所になります。
先払いです。5時くらいから空いてます。
カサゴ五目の料金は7500円でした。氷と仕掛、オモリ1セットずつ付いています。
用意した釣り具
- PE4号を200m巻いた電動リール
- オモリ負荷100号の船竿
- 竿受け
仕掛とオモリは無くした場合船上で購入することができます。カサゴ五目はオモリ60号で統一です。
お祭りの原因となるので必ず支持されたオモリを使いましょう。
バッテリーは借りれます!予約時にその旨伝えましょう。
3万円前後で電動リールが手に入りますよ!
船室は暖房完備!
寒い時期にこの心配りはありがたいですね。
いざ出船
師崎の遊漁船は出船時刻と沖上がり時刻がルールで決められております。
11月から3月は7時出船13時沖上がりです。
餌は小サバの切り身
餌は小サバの切り身とコウナゴが配られました。2種類配られるのは嬉しいですよね!
もちろん、サンマやイカなどを持ち込むのもありだと思います。
いきなり釣れた!
水深70mから50mに緩やかに駆け上がる地形がポイントでした。しっかり底を取り直しながら誘っていると早速カサゴが釣れてきました!
アジも混じるぞ!
この日はアジの群れも来遊しており、コマセ無しでよく釣れました。
アジは口が切れやすいので、巻き上げはドラグを滑らせながらゆっくりが基本ですよ。
釣れ盛るカサゴ達
終始下げ潮だったこの日は、懸念されてた潮流の速さも問題なし。
あまり動かない潮のほうがカサゴ釣りには向いているのです。
珍魚イネゴチも登場
マゴチより水深が深い場所を好むイネゴチが登場しました。
師崎のカサゴ五目船では連日釣れている外道です。マゴチより少々味が劣りますが、陸っぱりではなかなかお目にかかれないので嬉しい一匹ですね!
大漁とはこのこと
絶対坊主回避を狙った今回の船カサゴでしたが、坊主どころか大漁で幕を閉じました。
今後も絶対坊主回避な魚釣りを紹介していこうと思いますのでお楽しみに!
ちょっと裏技を公開します
中オモリを使用して一荷を狙おう
3本針の胴付き仕掛の一番上に中オモリをつけることで上2本の針にもカサゴがヒットするようになります。
根掛かりに気を付けながら着底後にフワリと糸ふけを作ってみましょう。
中オモリを使えば同時に2匹釣れることも
食いが立ってる時合いにどれだけ一荷で数を稼げるかが数を伸ばす秘訣です。
船上で全て購入できますが割高の場合も
仕掛やオモリは船上で購入できますが、自分で気に入ったものを事前購入するのもアリですよ。
胴付き仕掛はハリス2号がオススメ。オモリは要確認ですが60号が基本です。