ナマズでお節を作って大ダメージをくらった話

ちょうど去年の今頃。

2014年12月31日。

「あ~今年も終わるな~」と感慨深く一年を振り返っていた時のことだった。

釣りにもかなり行ったし、登山にも力を入れた。

悪くない一年だった、と思っていたんだけれど心残りが一つ。

「変わったもの食ってない!」


「タウナギ」


「ザリガニ」

大学時代は“食への探究心”と銘打って様々なものを食べていたのだけれど、

就職して数年が経つとその心はすっかり消え失せていた。

これではいかんと謎の使命感に駆られ、『変わった食材でお節作り』を決行したのだった。

しかし、意気込んでみたもののこの季節にそんな都合の良い食材があるわけもなく頭を抱えていたところ、

簡単に手に入るナマズでいこうと決めた。

『ナマズ』

某大学が“ウナギ味のナマズ”を開発したらしいね。

たしかに、ナマズの味はかなりウナギに近い。が、食べ比べるとウナギには確実に劣る。

しかも、身の質が異なり食感は全く違う。ナマズの方が繊維質でかなりしっかりしている。

というのが、個人的な見解。

ただ、餌などを工夫してウナギに近付けたとあるので、

実際に食べてみて比較してみたいところだ。


ナマズがお節に変身?

そんな人気急上昇中のナマズをクソ寒い中釣ってきて煮付けにした。

「煮付けってお節?」という質問は受け付けない。正月に食べればそれは紛れもなくお節である。

というか自分の料理テクでは他に考え付かんかった...。

さてさて、お味はと言うと...そんなに悪くない。

ただ、独特の“魚臭”を殺しきれていないのが気になったが及第点といったところか。

けれど、正月に家族にふるまったところ評判は微妙であまり箸がのびなかったのを覚えている。

仕方がないので自分で大部分を処理したのだが、これが“不幸中の幸い”だった。

なにやら胃に不快感が。お腹の調子もよろしくない。

これはあれか。“大当たり”ならぬ“大中り”ってやつか。

体からの危険信号を受け取ったのだけれど時すでに遅し。

正月は胃腸が絶不調の状態で過ごすことになったのである。

では、なにが不幸中の幸いだったのか。

それは、一歩間違えれば家族全員大当たりの確変モードに突入していた可能性もあった。

そんなことになれば『ナマズテロ』の首謀者として、

代々語り継がれることになっていたかもしれない。

断っておくけれど、ナマズ自体はれっきとした食材であり安全。

自分の処理に問題があったか、単なる体調不良もしくは他の食材が原因だってことも考えられる。

ナマズちゃんは無実である。

さてさて、今年はどんなお節をつくることになるのか。

それはまたの機会に。

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