タイワンキンギョの飼育と繁殖

実はチョウセンブナだけでなくタイワンキンギョも飼っておりまして。

タイワンキンギョってなんぞ?という方に。

タイワンキンギョとは....

名前に“キンギョ”とついてはいるものの、まったくの別種。

ベタの様にラビリンス器官を持っており、低酸素下でも生存することができる。

繁殖期になるとオスは泡巣を作り、そこにメスを誘い繁殖行動をとる。

さて、そんなタイワンキンギョさんですが、

季節は夏(8月初旬)、水温の上昇(26~30℃前後)とともにポコポコ泡巣を作り始めたので、

オスとメス、1ペアを別の水槽に移動させまして。

ちなみに餌も特にこだわりはなく、これを使ってます。

しかし、タイミングが悪いことに直後に一週間の出張が入ってしまい、

ペアがどうなったのか様子がうかがえない事態に。

一週間後。

へとへとになって帰宅して水槽を見ると、

暖かくお出迎えしてくれるオス。

しかし、なにやら違和感を感じる。

なんか小さいものがちらほら浮いている。

「ボウフラでも湧いたか?」

そう思ったがよく見てみると、、、

産まれとるやんけ....。

泡巣作るところも産卵シーンも卵も見てないのに。

産まれてしまっとるやんけ....。

過程をすっ飛ばして結果だけ見てしまった感じ。

なにはともあれ、喜ばしいこと。

※ちなみに繁殖期でなくとも温度管理によって繁殖させることは可能。

方法と繁殖環境をまとめているのでこちらの記事もどうぞ。

タイワンキンギョの繁殖を本格的に開始!

暖かくなってきたので本腰入れて繁殖開始。

前回孵化した子たちも順調に育っております。

15cmくらいのケースに隠れ家となる水草や塩ビパイプを入れて、

1ペアに入居してもらい一週間ほど放置。

音沙汰無しであればオスを別のオスとスイッチして、

また一週間様子を見る。

繁殖に大切なのはなにより『相性』

不思議なことに最初のペアはさっぱりだったけれど、

オスを入れ替えた次の日には産卵していた。

相性ってとても大事。

今回は水温も20℃弱とそれほど高くはなく光量も意識してなかった。

相性って大事(大事なことなので)。

そして2~3日もすればこんな具合にピコピコ泳ぎ始める。

冗談半分でオスに指を近づけたら飛び掛かってきて指をかまれる。

予想外の攻撃に面を食らってしまった。

餌を食べ始めるまで5~7日程。

メスを隔離してオスには育児に専念してもらう。

最近はブラインシュリンプ沸かしも手抜きを覚えてきた。

エアレーションはかけず塩水にブラインの卵を入れて放置というズボラっぷり。

孵化率が高くとも結局食べきれる量ではないのでこのやり方でも十分まかなえる。

ズボラ万歳。

これで2ペアが産卵したことになる。

仔稚魚はかなりの量になるが生存率が良くないので考える必要あり、かな。

そろそろ繁殖も終わりかと思いきや....

第一陣、二陣、第三陣と順調に産卵が終わり、季節も秋に移り変わる頃。

気温も下がってタイワンキンギョの産卵も終わりかと思いきや....

気温とは裏腹になかなかお熱いですね!

黄色いのが卵。

オスは泡の濃い場所にせっせと卵を移動させます。

とても働き者ですね。

上から覗き込んだだけでガンを飛ばされます。

指を近付けると体を広げて威嚇。

必死に卵を守る姿に感動です。

ちなみに第一陣の子はここまで大きくなりました。

模様も体色もだいぶ成魚に近付きつつあります。

そして第二陣。

ブラインシュリンプを食べて腹がオレンジ色に。

第三陣に関しては昨日産まれたばかり。

なんかホウネンエビみたいですね。

この時期はまだ巣から離れず泡の近くでピコピコしてます。

巣から外れた子はオスが拾って戻すので、

お父さんも大変です。

がんばれ~。

冬場のヒーター節約術!

いつの間にやら4ペアのタイワンキンギョが繁殖して、仔稚魚もなかなかの数に。

時期も最初の繁殖が夏で今はもう冬。

タイワンキンギョは低温に若干の耐性があるものの、

最近の寒波では室内でもキンキンに冷えるのでよろしくない。

動きが鈍り調子を崩す個体もいたので、

早々にヒーターを入れている。

おかげさまで電気代の上がり方は絶好調!

8000千円を超え、9000円に迫る勢いである。

........はぁ。

熱帯魚水槽を何本も置いているガチ勢の人から見れば、

「ふっ」と鼻で笑われそうな数字ではあるが、収入面も考えてほしい。

笑われるどころか憐みの目で見られそうなので、

そちらの数字はこの場では言えないけれど。

ヒーター代節約?貧乏人の苦肉の策

おまけに我が家で生まれたチビもいる。

親と泳がせられるサイズではないので、

こちらの水槽にもヒーター、なんてことはお財布が許さない。

その結果がコチラ。

景観をガン無視したスタイル。

貧乏人の苦肉の策ともいう。

ダイソーのバケツが60cm規格水槽にジャストフィットである。

この中でチビが泳いでいる。

こちらは二期生。

ブラインシュリンプとフレークタイプの人工飼料にて、

順調にデカくなっている。

一期生は別の水槽にて育成中。

もうそろそろ親と一緒でもいいかな、とそんなサイズ感まで成長した。

今年は繁殖に参加できるだろう。

今後が楽しみである。

話は逸れるがチョウセンブナはヒーターがなくともピンピンしている。

霞ケ浦にも生息するぐらいなので驚くことはないのだけれど。

同水槽のカマツカ。

人工飼料にも慣れ水槽内を暴れまわっている。

そして普通ドジョウ。

タイワンキンギョが食べ損ねた餌を食べてくれる掃除屋、ではない。

自ら水面までやってきてガンガン餌を食べる強者になってしまった。

こちらも同様。

普通ドジョウよりもアグレッシブに餌を蹂躙するホトケドジョウ。

何度見てもこの“ずんぐりむっくり”感が癒してくれる。

我が家の隠れアイドルである。

“真の掃除屋”石巻貝。

一面緑の苔水槽に5匹だけ投入したところ、

あっという間に一掃してくれた。

水槽界のルンバと言っても過言ではないだろう。

やめたくてもやめられないのが「好きなこと」

タイワンキンギョのことからだいぶ話が逸れてしまったが。

結局、何が言いたいかと言うと、

「好きなことはやめられない」

ということ。

繁殖の手間然り、増えた稚魚の世話然り、毎年頭を抱える冬の電気代然り、

生活を圧迫していることは間違いない。

それでもやめられないのだから本当に好きなんだろうね。

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