我が家には以前採集したゲンゴロウがいる。
種類はクロゲンゴロウとヒメゲンゴロウ、そしてコシマゲンゴロウの三種。
どの子も冬の寒さに負けることなく、すこぶる元気である。
室内飼育なので水温が下がりにくいせいか、食欲も落ちる様子はない。
というか、むしろ恐ろしいほどの食欲を発揮している。
お食事風景が凄まじい...
こんな感じ...。
集団で魚をむさぼり尽くす。
特に柔らかい部分を好むようで、目や腹周り、鰓周辺から食べ始めることが多いかな。
鰓や腹から内部に侵入して食い散らかす様は飼い主でも「うわぁ~・・・」といった声が出てしまう。
思わずピラニアの食事風景を思い浮かべてしまう。
数にもよるけれど金魚程度なら一時間ほどで骨にしてしまう。
ただ、生きた魚を捕らえるほどのガッツは無いようで、
我が家ではオイカワの幼魚と2ヶ月程混泳している。
生き餌が食べられずに成長してしまう現象ってよくあるよね笑。
ちなみに、幼虫の食事風景は成虫を凌駕するらしい。
なんでも、獲物を捕らえると、麻痺性の毒と消化液を注入して液状化したものを食べるとある。
人間でも噛まれると細胞の壊死や感染症を引き起こすこともあるんだって...。
ゲンゴロウを侮ることなかれ!