素晴らしきかな鳥取砂丘

埼玉と神奈川から

二人の友人がやってきた。

こちらに来る機会があったらしく、

顔を出してくれたようで。

ありがたいことですね。

「夕日」と「星空」

を見ることが目標。

あと、“鳥取砂丘”に行ってみたいらしい。

埼玉の兄さんが行ったことがないというのは、

ちょっと驚いた。

鳥取には何度か来ている。

「いつもイカ釣りに連れていかれるから」

そんな言葉が耳をかすめたが聞かなかったことにした。

鳥取砂丘へ

雪が心配だったけれど問題なく到着。

何度も来たことがあるが、見慣れない光景。

水をたたえている。

「オアシス」

自然は訪れるたびに顔を変えるから飽きない。

近くで見ると青い水。

風景が映り込んで風情がある。

砂の壁を越えるとそこは海。

あえて斜度がキツイ場所を登る。

まったく無駄なチャレンジ精神である。

とばっちりを受け靴の中砂だらけの姉さん。

「申し訳ないな」

という気持ちは登り切った達成感によってかき消された。

この時期にしては珍しく凪の日本海。

やっぱり海は落ち着くね。

満足したのでUターンするのかと思いきや、

海に向かっていく者ども。

海辺につき景色を楽しむのかと思いきや、

アオイガイでも落ちてないかと徘徊する自分。

流石にちょっとひと手間で見つかるものではないらしい。

各々満足したところで戻る.....かぁ。

広大な砂場をえっちらおっちらUターン。

駐車場に着き、脱いだ姉さんの靴から

「ふぁさ~」っと砂が舞う。

あんな傾斜のとこ登るから(´・ω・`)

肝心の夕日はと言うと生憎の空模様で隠れて見えなかった。

アオイガイ拾い

折角、鳥取にいるから一か所だけアオイガイポイントに行ってみる。

星空も見れるし一石二鳥。

生物屋のデートスポットとして大変おススメです。

目線はまったく真逆なんですがね

結論から述べると、ゴミのない非常に綺麗な海辺が広がっていた。

それだけで気分はよい。

雲の切れ間から星も見えたのでよいよい。

オオサンショウウオ観察

鳥取市内で美味しいネギラーメンを頂いた後、

岡山まで移動してオオサンショウウオを見物。

車から降りると頭上には満天の星空が。

嬉しい誤算だ。

星空を見るといろいろ思い出す。

幼いころ家族でキャンプしたこと、北海道で野生動物ビビりながら野宿したこと、

和歌山で寒さに震えながらサンショウウオを探したこと。

どの星空も瞼に焼き付いている。

幸せな気分。

サンショウウオはと言うと、

いつも通り変わらずゆったりとその場にいた。

それがわかれば十分。

だれかと一緒に行くと楽しくてついつい写真を撮り忘れてしまう。

星空と同じように忘れないから、それでいい。

プチ飲み会開催

一通りミッションコンプリートしたので銭湯に行く。

そしてコンビニで夜食を買ってプチ飲み会。

三人一致の意見「おこた最強」。

暖かさと安心をくれるものOKOTA。

フィールドワークの対極に位置する存在である。

まるで年末のようなまったりとした楽しい時間を過ごした。

~翌日~

朝一、帰りに時間がかかる二人とはここでお別れ。

お土産をいっぱいもらった。

本当に嬉しい、ありがとう!

また、お土産持って遊びに行きます。

姉さんとは初対面だったけれど、めっちゃいい子だった。

貝拾いやらサンショウウオやら付き合わせちゃってごめんね。

兄さんと自分が絡むと似たような状況は多々あるから、

今後の分も含めて先に謝っておこう。

おわり

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