野生動物との距離感

生き物を探しているとたまに目にする「ニホンザル」。

温泉に浸かってたり、動物園でバナナをもしゃもしゃ食べていたりと、

“おっとりしたイメージ”を持つ人もいるだろう。

しかし、実際のところ山で出会うとなかなかに恐怖を感じる。


俊敏性が尋常ではない

こちらは京都の海沿いで出会ったお猿さん。

この距離ならなんてことないが、

10m離れていても一瞬で詰めてくる

昔の話だが友人が小猿にちょっかいを出して、

ガチで襲われそうになった瞬間を目撃したことがある。

いくら小さいとは言っても牙をむき出しで爆速で襲いかかってくる姿に、

「これは無理」

と心の中で敗北宣言したのを覚えている。

餌付けやちょっかいを出すのはもっての外

ちょっかいを出すのは言うまでもなく、ダメ。

アホウのすることだ

人間が戦って勝てる野生動物なんてごくわずか。

いつも動物側が見逃してくれていることを忘れてはいけない。

そしてもう一点は“餌を与えること”。

人間が餌を持っていると認識してしまうと、

必要以上に近寄ってきたりする。

その結果、被害にあってしまうケースもある。

これはニホンザルに限ったことではなく、

“野生動物全般”に言えること。

距離感がバグってしまった動物はどうなるか。

最悪の結果「駆除」されてしまう。

北海道のヒグマを例に挙げると、

観光客が考え無しに餌をやったせいで、人里に近付く個体になってしまい、

駆除といったことも珍しい話ではない。

また、キタキツネは車道に近寄るようになり、

轢かれてしまうことも稀ではない。

野生動物と接するときは「その行動が後々どんな結果を生むか」考えなければいけない。

自分一人が襲われるならまだいいけれど、

他の人に危害を与え、動物も殺されてしまう可能性がある。

「適切な距離感で接しましょう」というお話

要するに、

「自然の中で遊ぶならマナーは守ろう」

というお話。

自分勝手な欲求を満たすために自然を利用しているのだから、

節度を持った行動を心がけたい。

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