![【高知の怪魚】アカメ釣り](https://totokore.com/wp/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0995.jpg)
「アカメが釣ってみてぇ」
ふと思った。
前々から興味はあった。
けれど行動に移すことはなく数年が経つ。
月日が経つのはホント早い。
幸か不幸かいろいろあって、現在は四国にも足を運べる距離にいる。
来年はどこにいるかわからないし、再来年はなおさら。
「今しかない」
そう思って橋を渡った。
挑戦!アカメ釣り
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高知にて。五月某日。期間は三日間。
「今の時期はあんまり釣れねーぜ」
と友人から有難い言葉をいただいた。
安心してほしい。
ハイシーズンでも釣れる自信はないから。
それでもアカメ釣りの「A to Z」まで教えてくれるのだから優しい。
“教えてもらったこと”は彼が心血注いで得た情報。
時間、金、体力、精神力、エトセトラエトセトラ...。
一度でも本気で釣りをしたらわかる。その情報の“重さ”。
無下にはしないと心に誓い釣り場へと向かった。
実釣開始!
着いて一投目。
夜更けの中、様子見がてら放った第一投目。
岸際でいきなり“強烈な重み”が乗る。
良いサイズと思った。
と同時にゴミだとも思った。
今日の自分はさえてる。やっぱりゴミだった。
いきなりウェーダーを出さざるを得ないとは。
車に帰ってウェーダーを履き、四苦八苦しながらなんとか回収。
その後も音沙汰なく、いろいろな場所を見て周ることに時間を使った。
アカメ釣り、昼の部に突入
翌日、仮眠を挟み昼の部へ。
何の気なしに河辺を見て一言。
「ア、、、カメだ」
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小さなカメが挨拶してくれた。
のほほんとしながら何の気なしにミノーを投げると、
強烈なアタリ。
「これはもしや!」
しかし、犯人はこの人。
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「キビレ」
本気でアカメだと思った。
どっかの誰かさんと一緒である。笑
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その後もキビレが釣れたりシーバスが釣れたり。
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本命ではないものの素直に釣れてくれることが嬉しい。
しかし、残念なことにポツポツと雨が。
予報では日付が変わる頃まで止まないらしいので、
しばし温泉でまったりする。
「このために高知に来たんじゃなかろうか」
そう思うぐらい気持ちが良かった。
そんなことをしている間に雨は通り過ぎ、
暗闇の中、再びルアーを遠投するも赤い目を拝むことはなかった。
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夜が明け昼間の釣りに挑む前に、「桂浜水族館」に行こうとしたのだけれど、
渋滞&渋滞で行く気も失せ、行き着いたよくわからん浜で黄昏てみる。
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「この海のどこかにアカメが...」
なんて考えることはなく、
「腹減った。そうだカツオ食べに行こう」
と名案を思いつく。
しかし、行く場所どこも人だらけで駐車場も一杯。
アンニュイな気分に拍車をかける。
結局、何一つ希望が叶わないまま、釣り場へと戻る羽目になった。
ただ、そんな微妙な空気を払拭する会心のアタリが!
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赤くない!黄色い!
この後、もう2、3枚追加してタイムアップ。
夜もやって行こうかと思ったけれど、次の日に影響してもあれなんで自重する。
その代わりと言ってはなんだが、
「アカメが釣れなくて心が荒んでる時に小物が癒してくれる漁港」
を友人に教えてもらっていたので、ちょっと寄ってみる。
釣れるって楽しい!
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アオイソメを500円程買ってジグヘッドに付けると続々とお魚が。
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コンスタントに釣れてくれる有難さ。
おかげでちょっとだけ心が軽くなった。
今回の釣行で本命は釣れなかったけれど、
“釣り”は存分に楽しめたように思う。
また、夏に来よう。