難儀して採集してきたヨコシマドンコ。
綺麗で愛嬌もあるということで、
何匹かお持ち帰りして飼育を始めてみた。
もちろん新しく水槽を立ちあげる。
自粛しようとしたそばから増えていく水槽。
一つが二つに、二つが三つに、気が付けば部屋の半分を水槽が占めている。
.......自粛します!
すると思います!
たぶん。
とても飼いやすい、「ヨコシマドンコ」!
さて、本題のドンコさん。
最初は思いのほか神経質で水槽内でドタバタ暴れていたけれど、
慣れるにつれてハゼらしいドッシリとした風格が出てきた。
まるで石のよう。
要するに「動かない」ってことなんだが笑
それでもたまにウキゴリのように中層でフワフワ泳いでいる姿が愛くるしい。
ヨコシマドンコの餌は「アカムシ」
エサは冷凍赤虫。
まったく問題なく食欲旺盛である。
九州で採集してきたアブラボテと混泳しているが仲良くやっている。
現時点では「飼いやすく丈夫な魚」というレッテルを貼っている。
この先どんな新たな顔を見せてくれるのか楽しみだ。
ヨコシマドンコがまさかの繁殖!?
飼育を始めて1週間程経過した頃。
仕事が終わって帰宅し、日課である水槽眺めタイムに勤しむ。
特に異常はないかと思いきや塩ビパイプにべったり引っ付くヨコシマドンコ♂。
ちっとも動く様子はなく他の魚が近付こうものなら追いかけまわして排除する始末。
魚だけならまだしも窺うこちらまでガンを飛ばしてくるではないか。
なにやら様子がおかしいのでじっくり見てみると......
予想外、ヨコシマドンコ産卵!
産卵してる!!!
黒い目も見え始めていて受精もしている模様。
急遽他のドンコたちを別の水槽に移し単独飼育に切り替える。
離れる様子はまったくなく実に子煩悩。
エサを与えるも食べることはなく育児に没頭している。
微笑ましい光景だ。
ハゼ系の繁殖は門外漢だけれどこうなっては頑張るしかない。
今後の成長に期待です。