毎年恒例『オオサンショウウオ観察会』。
馴染みの面々で繰り広げられる観察劇。
今年は例年より早く1月の開催となりました。
大雪の中、オオサンショウウオはというと....
しかし、この日は寒波到来で見れるかはちょっと不安。
ふわふわの雪を押しのけ道を作りながらポイントに向かう。
雪で滑り落ちないよう慎重に川岸を覗き込むと、
いつも通りの姿がそこにあった。
春夏秋冬いつもここにいる。
季節は変われど相変わらず。
なんか落ち着く光景。
来年も三人で見れたらと心から思うけどね。
ひとしきり眺めて撤退する。
サンショウウオと違ってタフではないので。
“車内”というゆとり空間で夜明けまで休憩。
起床。
天気は回復。
すっきりと晴れた青空の中、
雪化粧した山々が印象的だった。
そして、本日二つ目の目的。
真冬のバーベキュー!
メインディッシュはコレ。
「アナグマ」のお肉。
「イノシシ」のタン。
「イノシシ」のハツ。
三種の神器。
を雪上バーベキュー。
これらは全ていただいたもの。
こんなに貴重なものをありがとうございます!
また、改めてお礼を言いに行きます。
そして調理にとりかかる。
大きな肉に噛り付きたかったので、
大胆にカット。
これぞ男のロマンである。
それを、、、
こう。
タンとハツ。
最初は塩だけで食べてみる。
感想は、、、
「めちゃくちゃ美味い!!」
臭みが全くなく、
しっかりとしたお肉の旨みを感じる。
正直な話、
普段食べている豚肉の方がクセを感じる。
そのぐらいのレベルだった。
的確な解体処理があってこその味だ。
感動である。
そして気になるアナグマ。
気になるお味はと言うと。
こちらも文句なしに絶品である。
脂の割合が多いのだけれど、
その脂が凄く美味しい。
「脂が甘い」という表現が適確だと思う。
しかもすんなり食べれてしまうから驚きである。
まさに“お上品な脂”。
これからはアナグマと言う言葉を聞いたら、
まず肉塊を思い浮かべてしまうことだろう。
かなりの量だったが、
三人ですべて美味しくいただいた。
貴重な経験をさせていただきました!
そして、腹ごなしの雪遊び。
当初はかまくらを作る予定だったけれど、
時間的にきびしかったので急斜面をゴミ袋敷いて滑る。
案外楽しいのよ。これが。
一度やってみてほしい。
大の大人三人が一時間以上熱中するぐらいに楽しいから。
変に大人ぶるよりも自分が素直に楽しいと思えることをやる方が、
楽しいよ。たぶん。
さて、そうこうしているうちに体力の限界と日没が迫ってきたので、
解散する。
最後まで遊びきった最高の休日のお話しでした。