すっきり晴れた日の午後、コアユ(小鮎)の様子を見るべく琵琶湖へ向かう。
四月中盤に入っているから苦労なく見つけられると踏んで。
釣りも良いけれど、今回は時間がなかったため投網を携える。
湖西の浜。
水は透き通っていてコアユの姿もちらほらうかがえる。
何よりの証拠に岸には多くのコアユ釣り師が所狭しと押し寄せていた。
投網でコアユを狙う
釣り人の邪魔にならぬよう人がいない場所でいそいそと投網を用意。
コアユが群れていそうな場所めがけて一投目。
着水した網をゆっくりと引いてくるとキラキラと光る姿が見受けられる。
7匹get!
自分の力量を考えるとまずまずである。
すらっとした姿とメタリックな光沢がカッコイイ。
気をよくして二投三投するもヌマチチブが入るばかり。
「今日はこのぐらいにしてやるか」
少し沖でコアユが跳ねる。
絶対馬鹿にしてるコアユに見送られ琵琶湖を後にした。
コアユ実食!
採ってきたコアユを今回は塩焼きにしてみる。
毎度のことながら炭火焼きにできる設備がないのでフライパンで失礼する。
ざっと表面を洗い内臓はそのまま、
適当に塩を振ってシートを敷いたフライパンへ。
この時点でコアユではないものが混じっているが気にしない気にしない。
完成品がコチラ!
そんなに美味しそうに見えない見た目とは裏腹に、とても美味しい。
アユの風味と内臓のコクが際立つ。
魚の内臓(サンマとか)が好きな人はたまらない味ではないだろうか。
釣ってよし、捕ってよし、食べてよしのコアユ。
敷居は低いのでかなりおすすめです。