近所の河でちょっとした時間を使ってガサガサ。
何の変哲もない小さな川だけれど魚種は豊富で。
カジカやウキゴリ、ヨシノボリ、カワムツ、アユ、ドジョウ、スナヤツメなんかもいる。
“宝探し”のようで“推理ゲーム”でもある「生き物探し」
適当にやっても取れる。
でも、少し考えてどんな魚がどんな場所にいるのか推測しながら探すと、
なおのこと楽しい。
まるで“推理ゲーム”のようで。
例えば“スナヤツメ”。
名前もそうだけど見ての通り、
砂や泥に潜りやすい体をしている。
早瀬にいることは少なく、探すとすれば流れの緩い淵とか溜まり。
そういった場所には自ずと砂や泥、落ち葉などが溜まっていて、
それらと一緒にすくうと入る。
自分の予想通りに見つけられると、
「よしよし」
と悦に入る。
完全に自己満足の世界。
釣りもそうだけれど一番大事なことは、
「いる場所を見つけること」
道具の技術は二の次。
その生き物のことを調べて知って現地に行ってすり合わせして、
自分に合う情報だけを選択する。
情報ってその人なりの“見解”だから自分とは違うことだってよくある。
そして、また試行錯誤。
突き詰めて突き詰めて最後に出会った時の感動は
言葉にできないほど嬉しい。
それが、
『生き物探しの醍醐味』
かな。