春はサンショウウオが水辺に集まるので、観察しやすい季節だ。
ベストシーズンということもあって、kemur氏が遠征してくるとのこと。良い機会なので、同行、もとい便乗させてもらうことにした。
春なのに山は雪景色
時期は四月の初め。
暖かい日が続いていたため雪も解けているだろうと思いきや、盛大に残雪がある。靴裏ツルツルの長靴なので、ちょっとした緊張感。
やっとのことで沢に着くと、奥の方には雪の壁がちらりと見える。雪解け水で水量もなかなかのもの。
それでも沢に降りられないほどではないので、サンショウウオ探しをはじめる。
ハコネサンショウウオ登場!
開始早々、kemur氏がハコネサンショウウオを発見!
さすがだな~と横目にみつつ、探してみるもののその沢では1匹だけで、早々に次の沢に移る。
20分ほど歩いて移動したところで、本日2本目の沢に到着。
ちなみに、今回はkemur氏に案内してもらっている身分だ。自分のポイントではないだけに、景色が新鮮で癒される。
サンショウウオを探し始めてしばらくすると、石の下からハコネサンショウウオがが顔を出している。
どこにでもいる生き物ではないので、この「見つけた瞬間」が1番嬉しい。
この1匹を口火に、その後はハコネサンショウウオが続々と登場する。時期なのか、場所なのか、はたまた両方か。
石の下だけでなく水の中にもいらっしゃる。
たくさん見たいとは思わないけれど、見れるとなるとテンションが上がってしまう。
終:【春爆】春のハコネサンショウウオ観察!
2人で10匹弱は見つけただろうか。
正直、寝不足であまり記憶がない。kemur氏がヒダサンショウウオを見つけていたような気もするが、記憶が怪しい。
なにはともあれ、楽しかったので良しとする。
そう、ここまでは楽しかったことを覚えている。このあと、なぜかノリと勢いで「深夜のサンショウウオ探し」に突入してしまう。
そこで出会ったサンショウウオを見て「なにこれ?新種?」とおかしな展開になるけれど、それはまた次回に。
※後編はこちらの記事です