『柳の下の二匹目のドジョウを狙う』
この言葉を今までの人生で何度使ったかわからない。
もちろん、少なくてというわけではなく“多過ぎて”という意味で。
採集や釣りに行くと、ごく稀においしい思いをすることがある。
複数のカスミサンショウウオが観察できたり、50upのバスが連発したり。
しかし、次の週に行くと“もぬけの殻”なんてことはよくある話だったりする。
今回はその典型的なパターンだった。
前回の“ヒダサンショウウオ探し”は大満足に終わった。
満足はしたのだけれど、できるものなら別の個体も見てみたいと思うのが採集家心ってもんです。
甘くないサンショウウオの世界
そんな欲を心の片隅どころか真正面に構えつつ、
全く同じ沢に入り下流から上流まで探したのだけれど、
異色のニョロリを拝むことはできなかった。
それでも、顔を見せてくれたのが....
渓流魚は本当に綺麗でカッコいいと思う。
このアマゴは石を起こした所にいたので、サンショウウオかと思って一瞬ドキッとした笑。
サワガニも水温が低いせいなのか動きは鈍いが、ハサミを振り回して愛嬌をふりまいてくれた。
尻尾を振って愛嬌を振りまいてくれる子はまた今度だね。