近年、瀬戸内海を中心に「ナルトビエイ」が大発生している。
その結果、アサリなど貝類の食害が懸念されている。
そんなトビエイだけれど、釣りに詳しい友人曰く
「デカいのがいっぱいいて比較的簡単に釣れてめちゃくちゃ引く」らしい。
なにそれむっちゃ楽しそう!
ってことで7月に関西釣り遠征したときのお話。
と言っても釣りに関しての詳しい記事はガイドしてくれた友人が書くみたいなので
そちらを参考にお願いします!(笑)
ナルトビエイが大きすぎてビビる
現場について釣る前に岸から眺めてたんだけど、水族館にいるようなデカいエイが足元泳いでて正直、恐怖!
ちなみに釣った時は「とんでもないものかけちゃったよ...」と思った。
かけた瞬間、強烈に走られて完全に竿のされるし、釣っているというより「釣られてる」感が強かった笑。
四苦八苦しながらなんとか釣り上げて、友人宅にて骨格標本にしてみる。
ナルトビエイの骨格標本作り開始!
軟骨魚類なので丁寧に除肉すべきだろうがサイズがサイズなので問答無用で煮た。
脱水による変形は覚悟の上!
後はお決まりのパイプユニッシュ+ハイターで完全に除肉。
ちなみにこの時、換気を疎かにしてしまい翌日まで頭痛に悩まされる2人(笑)。
そして完成品がこちら!!
歪み+割れ+欠けという標本の失敗例を全て兼ね備えたかのような名作(迷作?)。
顎だけでなく頭骨も作ったのだけれどあまりに歪みがひどいので接着はせず。
ただ、特徴的な歯が無事に残ったので良しとする!
「アカエイの歯」
同じエイでもアカエイと全く異なった形状。
この歯、本当に硬くて打ち合わせると「カチカチ」と鉱石をぶつけた様な音がする。
これで岸壁についた貝をこそぎ取ったり噛み砕いたりしてるんだろうね。
「あっかんべー」
なにはともあれ、貴重な経験をさせてくれた友人に感謝!
岸からこれほど強い引きが味わえる釣りはそうそうないだろう。
また改めて挑戦してみたい釣りだ。