今、巷で話題の「ゲンゴリング」。
文字通りゲンゴロウを採集すること。
来年には流行語大賞になっていることだろう(ないか笑)。
是非、周囲の人にもゲンゴリングについて尋ねてみてほしい。
「おまえ何言ってんの?」「アタマ大丈夫?」
と、いった具合に興味0の冷たい目で見てくれることだろう。
さて、今回はそんなゲンゴリングに行った時のこと。
ターゲット「ナミゲンゴロウ」
この一か月、時間があればゲンゴロウ探しに明け暮れていた。
メインターゲットは「ナミゲンゴロウ」。
場所は岡山県。休耕田や山間部の野池を中心に探していた。
平地は人の手が入り農薬なども使用されているだろうと考えて(ゲンゴロウは農薬×)、まったく人が入らない山にも足を踏み入れたりもした。
人はいないけれど「人外」の生物はむしろ多い。シカ、イノシシ、etc...
ツキノワグマの目撃情報もちらほらある山地。
山の入り口にはなにかの骨が転がってるし。こわやこわや。
気休めに釣り用の鈴を服に5個ほど付けて入山(音の大きなクマ除け専用の鈴を使いましょう。沢などでは特に音が聞こえ辛くなります)。
獣道を抜け、たどり着けばこんな場所。
水草があるところを重点的に探しているのだけれど、ないところにも居たりするので難しい。
網を入れると「クロゲンゴロウ」はもの凄い数入るけれど(写真を撮った後は数匹お持ち帰りしてリリース)、ナミゲンゴロウは0。
場所を変え夜の休耕田へ(田んぼを所有しているおじいちゃんに採集許可をもらいました。初めての場所ではこれが大切)。
水生昆虫の楽園
本命以外にも多種多様な生き物が目にできるのもゲンゴロウ採集の良いところだと思う。
「コシマゲンゴロウ」
「ハイイロゲンゴロウ」
「ゲンゴロウの幼虫」
(クロゲンゴロウ?わかる方は教えてください!また、同定で間違いがあれば教えていただければ嬉しいです!)
この時は噛まれたら痛いことを知らなかった。無知ってこわいよね!写真撮った直後に身を以て学ぶことになった笑。
「コオイムシ」
「カエル」(アカガエルかな?カエルはわかりません!)
「アルビノドジョウ」
他にもミズカマキリやタイコウチ、タガメ、ガムシ、ミズスマシetc....
常に新しい発見があるので楽しいし飽きない!
結局ナミゲンはまだ見つけられていないけれど、根気強く探そう。。。
あっ!!一緒にゲンゴロウ探してくれるもの好きな人募集中です!一人はさびしいので笑。
それでは。。。
あとがき
その後も幾度となくゲンゴロウを探しております。
ゲンゴロウに興味のある方はこちらもどうぞ!