タイワンキンギョを繁殖期ではない時期に繁殖させる方法

タイワンキンギョ繁殖のメインシーズンである6月~9月は繁忙期で出張が続くため、

世話が難しくなる。

今時期であれば多少余裕があるので....。

こちらの都合で大変申し訳ないが前倒しで繁殖に挑戦することにした。

季節外れのタイワンキンギョ繁殖方法

室温(15℃)からヒーター(25℃)に変更した水槽にオス一匹メス一匹を投入。

塩ビ管や流木を多く入れ隠れ場所を作ることも忘れずに。

オスがメスを追いかけ続けメスが疲弊してしまうと産卵に至らないので、

逃げ込める場所が大切だ。

蛍光灯は12時間で固定。

そして餌の量は通常よりも多め。

早速、繁殖を始める

この飼育法に変えてから一日後、オスが泡巣を作る。

二日後、早くも産卵。

この時点でメスは別の水槽に移す。

でないと、卵を守るオスから攻撃を受け続け衰弱、

ひどい場合は死んでしまうことにもなり得る。

オスはせっせと泡巣を作り、卵が落ちないよう泡の濃い所へ移動させる。

指を近づけるととても怒る。下手な刺激を与えて体力を消耗させないように。

そして、二~三日後、孵化。

泡に引っ付いてピコピコ動いている。

オスは下に落ちそうな子を拾い上げては巣に戻す。

必死に子育てをする姿に感動。

去年産まれた稚魚は順調に成長中

ちなみに、去年の夏に生まれた稚魚は順調に成長しております。

この子達は三回目の子。

だいぶ大きくなったので水槽をワンサイズ大きくした。

その移動途中の一コマ。

小さいながらも色づき始めている。

餌は親と同じものを細かくして与えいるのだけれど、あまりの食べっぷりに舌を巻く。

一年足らずで繁殖に参加できるので、今年は挑戦してみたいところ。

将来の目標

将来的には60cmワイド~90cmぐらい大きな水槽で、

数十匹のタイワンキンギョが泳ぐ光景を見てみたい。

飼育面での目標の一つです。

※昨年の飼育、繁殖の様子はこちらの記事に書いてますので、

よろしければどうぞ。

パラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ)の飼育・繁殖方法を徹底解説!

パラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ)の飼育や繁殖方法、世話に使用する飼育器具など、もっと詳しく知りたい方は、こちらのサイトがおすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


関連キーワード

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう