去年の秋頃。
岡山で探しまわったけれど、結局見つかることはなかった魚。
『チョウセンブナ』
外来種だけれど日本における生息場所および生息数は限られていて、
目にする機会がとても少ない珍しい魚。
そんな魚をなんと入手することができました!
関係者の方々、本当にありがとうございます。
目次
チョウセンブナの飼育に挑戦!
さて、飼育の面ですが“とても飼いやすい”らしいですね。
水質の悪化にも強くラビリンス器官も備えているので、
溶存酸素の少ない環境でも大丈夫なんだとか。
おまけに無加温でも問題ないと。
初心者にもオススメ!
店で売られてたら『ズボラな人にもってこい!』ってポップが付いてそう。
ただ、水流を嫌うみたいなので、その辺は気にしてあげた方が良いみたいですね。
今は餌としてアカムシ(乾燥と冷凍)をやってますがモリモリ食べてます。
繁殖にも挑戦してみたいですね~。
雄雌の判別もおぼつかない自分の実力ではかなり心細いですが笑。
繁殖期の夏頃までまったり育てます♪
チョウセンブナの繁殖に挑戦!
季節はあっという間に進み飼育にも慣れてきました。
だいぶ水温も上がってきたので、いざ繁殖に挑戦です!
チョウセンブナだけにね!
繁殖環境を整える
ストック水槽(45cmに10匹)から体格の良いペアを選んで、
30cm水槽に移した翌日のこと。
チョウセンブナの泡巣作り
オスが泡巣作ってる!
ストック水槽ではそんな様子は欠片もなかったので、
オスとメスの比率が重要なんでしょうね。
実は5月頃に一度ペアリングしたんですが、その時はまったく泡巣を作らなかったので、
水温と日照時間が適正ではなかったみたいです。
婚姻色も今ほど発色していなかったし。
今回は水温も28度と高めかつ日照時間もかなり長め。
相方がメスである確証がないです。
なんだかメス(だと思う)のやるが気ないようで。
サイズと鰭の長さから判断すればメスだと思うのですが、
どうなんでしょうね。
もしかしたら、禁断の花園を提供した可能性も...笑
産卵には至っていないようなので、もう少し観察してみます。
違うペアや屋外水槽のパターンもやってみたいところ。
次回は産卵報告ができたらいいですね(^.^)
パラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ)の飼育・繁殖方法を徹底解説!
チョウセンブナの飼育や繁殖方法、世話に使用する飼育器具など、もっと詳しく知りたい方は、こちらのサイトがおすすめです。
パラダイスフィッシュ(タイワンキンギョ)に関する記事ですが、近い仲間なので飼育・繁殖方法に違いはありません。違いといえば、チョウセンブナの方が少し低温耐性が優れている程度です。
よろしければご覧になってみてください。