カスミサンショウウオの飼い方 ~卵嚢編~

旧ブログではちょくちょく検索キーワードを確認していました。

“ウツボ釣り”とか“ショウジンガニ釣り”などが多く、

“アへ顔”という単語でたどり着いた人もいましたね。

そんなふしだらな記事を書いた覚えはないんですが、、、笑

さて、他にも多かったのが、“サンショウウオの飼い方”

と、検索されて来た人です。

その人たちのためにも「ちゃんとまとめないとな~」

とは思っていたので、ちょっとずつ書いていきます。


まずは『カスミサンショウウオ』について。

今回は卵嚢から幼生になるまでの飼育方法を書きたいと思います。

季節は11月から3月半ば。

カスミサンショウウオが産卵のために水辺に集まる季節。

「何月?」と聞かれても地域やその年の積雪量で大きく変動するので、

一概には言えません。

カスミは止水性(水の流れのないor緩い場所に産卵)なので、

山間部のため池や水たまりの様な場所に卵を産みます。

また、カスミには『高地型』と『低地型』というものが存在し、

高地型は比較的標高が高い場所に生息するタイプ、

低地型は低い場所に生息するタイプと分けられます。

前者は上記のような場所で産卵しますが、

後者は田んぼの脇のみぞ(やね溝)や、

山里の湿地にある水たまりなどに産卵することが多いです。

詳しくは後述します。

産卵ほやほやの卵嚢は水分を吸っておらずしわしわですが、

時間の経過とともにプリプリになります。

水中で輝く卵嚢を見るとついつい持って帰りたくなりますが、

オススメしません。

上の写真でもわかる通り、一個の卵嚢からかなりの数の幼生が出てきます。

飼育できる範囲で飼うようにした方がよいと思います。

それでも持ち帰りたいという方は、それなりの設備と覚悟をお持ちください。

ちまみに、自分はそのお両方ともなく持ち帰ったことがあります。

少し弁明すると卵嚢は持ち帰っていません。

持ち帰った成体が水槽内で産卵するという事態が起こったわけです。

当時の自分は大した知識もなかったので、

まさか水槽内で産卵するとは思ってもみなくて、、、。

それでも産まれてしまったものは大切に育てました。

水温は冬場の室内なので15~20℃弱。

クーラーボックスを使っていたので、

温度変化は少なかったと思われます。

水は産卵場所と同じ水を使用しました。

ちなみに、水道水のカルキを抜いたものでもかまいません。

エアレーションは卵嚢が撹拌されない弱い程度で付けてましたが、

無しでも問題なく幼生になりました。

上の写真から10日後。

だいぶサンショウウオチックな見た目になり、

中でちょろちょろ動くのがまた可愛いです。

さらに20日後。

卵嚢から出てきて少し経った段階ですね。

出てきた直後の写真がないのが実に惜しい。

我ながら詰めが甘い。


まとめますと、カスミサンショウウオの卵嚢は、

ほぼ世話をせずとも幼生になります。

「極端に高温or低温にしない」「飼育水を腐らせない」

の二点に注意すれば問題ありません。

生存率を上げるとかそういった話になると、

もう少し工夫がいるかもしれませんが、

上記の方法でも9割以上が無事幼生になってます。

次回はその幼生について書きます。

それでは。

『カスミサンショウウオの飼い方 ~幼生編~』に続く。

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コメント

  1. kuwagata_hiroki より:

    こんばんわ。
    サンショウウオを飼育したい方って沢山いるんですね。確かに可愛いですが。
    卵を孵すまでは楽ですが、どんな生き物でも生まれたてを飼育するのは大変ですよね。
    私はモリアオガエルのベビーに与えるSSサイズのイエコ代でお小遣いが底をつきそうです(涙)。

    • KaZ より:

      こんばんは。そうなんですよね。特に生き餌はお金がかかって大変ですよね。我が家でもサンショウウオと魚の餌代がお財布からお金を吸い上げてます。