先日書いた、
の続き。
もとい番外編。
むしろ本編?
そう、“バラムツ”を“食べる”のである。
言わずと知れたある意味危険な食材。
人間にも屈しない油を纏った怪魚。
詳しくはないけどこちらを参照。
魔食材、「バラムツ」
船上で手際よく解体されるバラムツさん。
それを友人と分け分けして持ち帰る。
禍々しい肉塊がまな板を占拠する。
よく見ると細かい無数のトゲが....。
写真撮影の時も要注意。
油断すると、「ゾリッ」っと皮膚を削がれる。
この皮がとても硬いのだが、逆にひきやすい。
皮をひいたもの。
目を引くのは驚異の“こってり感”。
まな板は油でベッタベタ。
大トロ?脂ののったブリ?めちゃくちゃおいしい!
見た目はとっても美味しそう。
味もとっても美味しいのだけれど。
もし、この量を一度に食べようものなら、
間違いなくケツから油が噴出する。
とりあえず5切れ程つまむ。
いつ食べても本当に美味しい。
よく“マグロの大トロ”と比喩されるし、
自分も周囲にはそう言ってきた。
しかし、よくよく考えれば大トロをたいして食った記憶がないので、
この表現は的確ではないことに気付く。
「脂の乗りきったブリ」
自分の引き出しにあるもっとも近い味。
そして5切れずつ小分けにして冷凍庫へ。
次の日仕事がないときに食べよう。
もし油が流れ出ても人前でなければ、
心にしまって墓場まで持っていけるからね。