黄色いハコネサンショウウオからしか摂取できない栄養があるという。
今回はその黄色いハコネサンショウウオを求めて右往左往した話。
西日本の黄色いやつ
世間一般的に”黄色いハコネサンショウウオ”といえば東日本に生息していると言われている。
しかし、例外も存在する。
それは西日本に生息している。
個体差もあるだろうが、兵庫県で下の画像のような黄色いハコネサンショウウオの幼生群を確認した。
「西日本に生息しているのに黄色い」という例外感が魅力的だ。
Kazuhoにも付き合ってもらって新規開拓や成体探索に奔走した。
しかし結果は華麗なるボウズ。
西日本の黄色いハコネはなかなかに難易度が高かった。
Kazuhoはソロで黄色い成体を見つけたそうだが、羨ましくもなんともない。
*筆者は見たことがありませんが主に四国に生息するシコクハコネサンショウウオも黄色い個体が存在するようです。
東日本の黄色いやつ
西日本の黄色い成体を見つけられずコテンパンにされたダメージは東日本で癒すしかない、ということで実家へ移動。
しかしなるべく労力をかけずに見つけたいもの。
我ながらサンショウウオをナメている。
条件の良い日を選びつつ、最近ハマっている夜間ルッキングで探索することにした。
*夜間観察はとても危険なためお勧めしません。自己責任でお願いします。
真夜中のポイントへ。
降り注ぐ雨が冷たい。
何度やっても不気味である。
「どうしてこうなった感」が半端ない。
雨ということもあり、生き物たちが活性化していた。
探索すること30分。
条件がよかったためか、短時間で見つかった。
おわりに
東日本タイプの個体からもある程度は栄養を摂取することができたが、自分が本当に求めている栄養ではない気がする。
やはり、西日本の黄色い成体を見てみたい。
まだまだ挑戦は続く、かもしれない。
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