関東でスモールマウスバスを釣ってみる

大学時代は関西に住んでいたので慣れ親しんだ琵琶湖。

その時狙っていたのはラージマウスバス。

当時から頭の片隅にはあったけれど挑戦することはなかったもう一種類のバス。

「スモールマウスバス」

その名の通りラージよりも口が小さく低水温、流れを好み引きも強いとか。

これは気になる。わたし、気になります!

ということで関東にいるんだしこの機会に釣りに行くことに。

初挑戦、スモールマウスバス!

9月某日

友人にポイントと釣り方を教えてもらい(ホントにありがとう!)、

関東のとある河川に向かう。

ちなみにこの時はスモールをラージと大差ないだろうと油断しきっており、

準備もかなり適当だった。

しかしこれが後に悲劇を生む...

まぁ、そんなことは知る由もなく道中で呑気にラーメンを食べておりました。

ラーメン

悲しい現実

食欲も満たされたのでポイントに向かい、到着。

準備を始めたところであることに気付く。

「.....リールなくね?」

うん。ないね。忘れてるね!

スモールを舐めた罰だね!

どうしようかな~と考えていたところ車に転がっているリールを発見。

全然使っていないスピニングリール。ナイロン12ポンド。巻心地は塩噛んでゴリゴリ。

ドラグはばっちり壊れている。

素晴らしすぎる!

とりあえずこれでやるしかない。

最初はミノーとスピナーベイトを投げていたけれど、

反応がないのでどんどんライトになる仕掛け。

そして気付けばカットテール+ネコリグになってた。

その結果はこちら

スモールマウスバス

ちっさ!!

初フィッシュだから若干嬉しいけど素直に喜べない自分がいるよね。

そんな具合に四苦八苦しているといつの間にか夜になってしまった。

気を取り直してトップやスピナーベイト、その他いろいろ投げるも異常なし。

今日もこの川は平和です。

こうなったら根競べじゃ!

ということでテトラ一つ一つにセンコーを落とし込む。

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夜のバス釣りでこんなことをしたのは初めてだった。

半ば諦めつつ流れ込みがらみのテトラをうつと「コン!」という小さなアタリ。

「来たっ!」

しかしフッキングと同時に猛烈に走りブッシュの中へ入ってしまった。

ただ、ラインはナイロン12ポンドなので強引に抜いて無事にご対面。

スモールマウスバス

見慣れたラージと明らかに異なる風貌。

スモールマウスバス
スモールマウスバス

小さな口に虎柄の模様。

初めて釣ったスモール。

心底嬉しかった。

もう思い残すことはないと帰り際に流れ込みを50投程すると、

小さいながらも2本とご対面。

準備不足と実力不足でなんとも情けないけれど

「終わり良ければすべて良し」かな!

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