“バスが釣れない”
ここ最近、顕著に感じる。
自分は岡山を拠点にバス釣りをしているのだけれど、『15年前』は大型から小型までいくらでも釣れた。
野池に行けばバスが集団で泳いでいて、そこに投げれば入れ食いなんてことも珍しくはなかった。
『10年前』もフロッグだろうがバズベイトだろうが見境なく釣れた。
バス釣りにとても熱心な時期でバスから多くのことを学ばせてもらった。
『5年前』から違和感を感じ始めた。
いるはずの場所にいない。目に見える数も減ってきている。
それでもラバージグやワームを使えば満足できる程度に釣れたのだけれど。
そして最近....
まったく釣れない。
以前だったら嫌というほど釣れていた場所でさえ満足な釣果を得られない。
補足になるけれど自分が通っているエリアの話なので岡山全体がそういった傾向があるわけではない。
「もとから下手なんでしょ?」と言われればそれまでだけれど、
釣り場で会う誰に聞いても「ちょっと前まではよく釣れた」という返事が返ってくるので腕だけが原因ではない模様。
一番大きな要因は“人的プレッシャー”だと思う。
昔と比べ釣り人が増えた結果。悪いことじゃないけれど当然の結果。
もちろん、まだまだ入れ食いが体験できる釣り場はある。
野池なんて日本にいくらでもあるし、開拓すればそれこそ“一投一匹”なんて場所も夢ではないだろう。
けれど、自分が通う野池では昔の様な釣りができることはもうないだろうな~と思うとちょっと寂しく感じる。