ハコネサンショウウオの成体を探してみた . 2019 . 5

五月初めの深夜、深山幽谷。

なぜか集ったサンショウウオ好き3名。

世間一般はGWで、楽し気にキャンプをしている家族を横目に、

ウェーダーとタモ網を持って山に突入していく。

「どうしてこうなった」感は否めないが楽しいから仕方がない。


岡山にてハコネサンショウウオ探し

目的は「ハコネサンショウウオ」の成体。

この場所では成体を一度、幼生を何度か確認している。

一筋縄ではいかない相手だけれど、まぁ楽しければ良いかと。

今回はkemurさんとYg君がいらっしゃい。

そう言えばkemurさんと初めてサンショウウオ探ししたのもこの場所だっけな。

【新しい出会いと季節外れの出会い】

初対面で案内する立場だったから、なんとかサンショウウオを見て帰ってもらいたいと、

真剣に探したあの日。

今ではそんな気を遣うこともなく二人とも気楽に生き物観察できる仲になりました。

気を遣わない分、みんな好き好きに自分のスタイルで探していく。

そんなわけで、久しぶりに会ったにも関わらず、すぐさま散り散りに。

前日の降雨もあってか沢は増水模様。

幼生も姿を現さないから少し森の中へ入ってみる。

おもむろに倒木をひっくり返すと、

珍しい生き物が倒木の下でノソノソ動いていた。

セミの幼虫(中身アリ)。

抜け殻はしょっちゅう見る機会があるのだけれど、

生きて動くものは初めて。

予想の斜め上を行く出会いがあるから生き物探しは面白い。


渓流の紅い宝石

本命そっちのけで珍妙な出会いに夢中になってしまった。

気を取り直して水辺に戻る。

アナグマに挨拶しながら沢をひたすら登る。

すると、岩の下からチョロリとネズミの様に尻尾をのぞかせるやつを発見。

一個一個石を退けながら追い詰め、ネットイン。

「ハコネサンショウウオ」の幼生。

角ばったフェイスに蛍光オレンジが散りばめられたボディ。

何度見てもお美しい。

すぐ近くに二回りほど小さい子も発見。

頭から胴体に入った黒いラインがムギツクっぽい。

近くの石をめくりにめくるとドンドン飛び出てくる幼生達。

体色も模様も十人十色で見ていて飽きない。

ちなみに写真はkemurさんから提供してもらったもの。

自分には撮れない綺麗な写真の数々。

もはや「トトコレ専属カメラマン」。

本人のいないところで不名誉な称号を授与させていただく

撮影後は元気にお帰りいただいた。

その後も、真剣に成体を探すも見つけることはできずタイムアップ。

悔しいのでまたリベンジしないとね。

一仕事終えて帰路に就くかと思いきや、

お二方は「ブッポウソウ」を見に行くらしい。

本当に生き物好きなんだな~。

そういう自分も二人を見送った後、

オオサンショウウオ観察に出発。

「類は友を呼ぶ」は本当らしい。

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