今年も残すところ後わずか。
釣りの面で振り返ってみると一番心に残っているのはやはり本湖の『ビワコオオナマズ』。
この魚を狙い始めたのは大学生の頃。
釣り好きの友人にポイントや釣り方等々教えてもらって、毎晩のように某河川に通ってた。
一晩に川辺を何往復もするんだけどなかなか釣れなくて(笑)。
やっとの思いで一匹釣ってめちゃくちゃ感動したのを覚えてる。
ルアーはなぜかラバージグだったけど笑。
その後もちょくちょく釣れて。
もちろん友人のおかげな部分が大きかったけれど。
それからしばらくしてかな。
「『ビワコ』オオナマズなんだから河川じゃなく琵琶湖で釣りたい!」っていう謎のスイッチが入って、
本湖での釣りを本格的に始めたのが2014年の梅雨
本湖のビワコオオナマズを求めて
この時期は産卵のために接岸してくるので他の時期と比べて釣れる可能性は高い。...はずだった。
結果...。
まぁ~釣れなかった!(笑)。
一か月半週末をほとんど全部つぎ込んでバイト0!
金曜仕事終わる→2時間かけて琵琶湖(北湖)に行く→夜釣る→(土)昼間寝る→夜釣る→(日)昼間寝る→夜釣る→(月)深夜帰宅→ちょっと寝て仕事
こんなサイクルだから身も心もボロボロ。
唯一癒してくれるのは釣り場で歓迎してくれる蛍の優しい光だけ...(ちょっと病んできてた)笑。
話は逸れるが、他の魚はかまってくれた。
昼間の癒し系“ブルーギル”。
釣れてくれるだけで荒んだ心にしみます。
深夜のドッキリ仕掛け人“バス&ハス”。
あなたが来るたびに本命かと思ってビビります。勘弁してください。
ビワコのオオマナマズ。
まぁ、そんなこんなで本命からは何の返事もなく、かなりデカい悔いを残しつつリベンジを誓う。
そして、今年。2015年、待ちに待った梅雨。
今までに何回も訪れた何気ないポイントでの数投目。
「ガンッ!」という“アタリ”というよりも”衝撃”がロッドに伝わる。
瞬時に合わせてゆっくり巻いてくると浮かんでくる巨体。
夢にまで見た光景。
感動して足震えてしばらく立てんかった笑。
サイズはなんてことはない。
けれど、ここで120cmが釣れていたとしても感動は変わらなかっただろう。
友人が「どんだけデカいのを釣っても最初の一匹の感動にはかなわない」
と言っていたけれど本当にその通りだと思う。
それにしても友人には本当に感謝!
いろんなことを教えてもらったし、そもそも自分一人だったらこの場所で釣りをしていたかっただろうから。
さてさて、今年は数々の魚にお目にかかれたし、一生の思い出になるような一匹にも出会うことができた。
来年はどんなメモリアルフィッシュが待っているんだろうね。
おわり。