オオサンショウウオといえば、1mに迫る巨大な姿を思い浮かべる人が大半だろう。 しかし孵化したばかりの幼生は小さく5cmにも満たないため、成体よりもはるかに探しにくい。さらには巣穴から出て拡散すると、石や植物の隙間に潜むようになるのでハードルはもう一段階上がる。 そんな少し珍しい成長段階のオオサンショウウオを探してみたお...
高橋 風帆
生き物(特に魚類、両生類)が好きです。現在は生物の生息環境調査を仕事にしています。平日は仕事で生き物と接し、休日は趣味で生き物とたわむれる生活をしております。
高橋 風帆の記事一覧
冬は生き物観察が難しい時期なので、いつも怠惰な日々を送っている。 こたつに入って、ただただYouTubeを眺める。あまりに代わり映えしないことに嫌気がさして、「よし!雪山に登ろう!」と思ったのが事の発端である。 目標は鳥取の大山(大山)。標高は1,729m。 1回目はホワイトアウトで撤退 実は今年の大山登山はこれで2回...
2022年、コタツにこもって早くも1ヶ月。 仕事以外でフィールドに出ず「これはヤバい」と思い付きでサンショウウオ探しに向かう。とはいえ、積雪がひどくて標高の高い山は無理。 そうなると比較的低地に生息する止水性サンショウウオか。なんなら新種を見てみたいので「サンインサンショウウオ」を目標にしてみた。 山陰に生息するからサ...
秋といえば、春と並ぶサンショウウオが観察できる季節。 「今年もいっちょ行ってみますか」 シーズンに入って初のサンショウウオ探しに向かう。 秋はハコネサンショウウオを季節 個人的にだけれど、秋はハコネサンショウウオが見やすい。 沢の中を歩いているだけで見つかることも少なくない。重い石や倒木に触れずして観察できるのは喜ばし...
午前中にハコネサンショウウオを観察した後半戦はヒバサンショウウオを観察する。今までに幼生しか見たことがない場所。苦労しながらもヒバサンショウウオとヒダサンショウウオの成体と出会うことができた。...
春に繁殖のため沢に集まるハコネサンショウウオを観察する。沢の近くの石の下や水中でハコネサンショウウオを発見した。...
岡山県でブチサンショウウオを探す。2019年にチュウゴクブチサンショウウオに分類された種類で、なかなか見つけられずにいた。山を登り、いくつも沢を歩いた末にいたのは、淡い青色のサンショウウオだった。...
九州南部の河川でコウライ(高麗)オヤニラミを観察する。本来、日本に生息していない外来種だが繁殖をかさねて定着しているようだ。極寒のなか、ガサガサで挑むと巨大な魚影がそこにあった。...
関西でヒダサンショウウオの新規開拓に挑戦する。山や沢を登り、やっとの末にたどり着いた場所で4匹のヒダサンショウウオと出会い観察することができた。...
ベッコウサンショウウオを観察して満足したかと思いきや、せっかく九州にいるのだからもう一種類のサンショウウオに挑戦する。 その名も『コガタブチサンショウウオ』。 小型サンショウウオのなかでも小柄で斑模様がきれいな種類だ。まったく情報がないので新規開拓になるけれど、がんばっていきましょう。 コガタブチサンショウウオの本家は...
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