昔は冬が好きだった。 なぜなら生き物観察のターゲットが哺乳類や鳥類だったからである。 葉が落ちて哺乳類は見つけやすく、冬鳥も渡来するため、冬といえば「生き物観察のハイシーズン」だと思っていた。 しかし今はどうだろう。ターゲットが完全に両生類、その中でも割とニッチな小型サンショウウオという謎ジャンルに移行してしまったため...
流水性サンショウウオの記事一覧
「湿度が高い雨の日はサンショウウオが道路を歩いている」。自然豊かな沢にいるイメージが強い生き物が、人工物極まりないそんな場所を本当に移動しているのか疑問である。そこで今回は雨の日にハコネサンショウウオが道路を歩いているのか検証してみた。...
日本一美しいと噂される『ベッコウサンショウウオ』。生息地では天然記念物・希少野生動植物に指定されているため、触れることはもちろん、生息地を荒らすことも不可能。目視のみをルールに、希少種ベッコウサンショウウオを九州の山奥、秘境で探してみる。...
小型サンショウウオのなかでも観察の難易度が高めのハコネサンショウウオ。初めて成体を観察した思い出の種類を思い出の地、山陰地方で探してみた。...
真夏のサンショウウオ観察第3弾は「アカイシサンショウウオ」。数十年前から存在は知られていたものの、2004年にようやく新種として登録された背景がある。サンショウウオ界隈ではレア種として扱われている珍しい種類の観察に挑戦してみた。...
ヒダサンショウウオは、比較的探しやすく分布域も広い、しかも見た目が美しいという何ともバランスが取れたサンショウウオだ。振り返ると、本格的な繁殖期には観察したことがない。「今年こそ」。そう願って沢へ向かった。...
サンショウウオ観察が暖冬の影響で滞っていたところ、寒波が到来。サンショウウオも産卵を意識して沢にいるだろうと思い、生息地へ足を運んでみました。するとなんとハコネサンショウウオ成体を発見。今回は極寒のハコネサンショウウオ観察記です。...
関西地方で出会った少し変わったヒダサンショウウオ。体の下半分が青白く、ヒバを彷彿とさせる。きれいな姿に反して、ポイントは荒れていて人の手がかなり入っているようだ。準絶滅種という位置付けだが、将来がとても心配なサンショウウオの観察記。...
近畿と中部地方に生息するマホロバサンショウウオは流水性の小型サンショウウオだ。人里離れた場所に生息しているイメージが強いが、意外と身近な場所にも生息しているかも?と思ったのが事の発端。“最寄りの流水性小型サンショウウオ探し“の始まりである。...
ヒガシヒダサンショウウオを求めて中部地方の沢を探しているとタゴガエル、ヒガシヒダサンショウウオの幼生と順調に発見。そして、極めつけは非常に美しいヒガシヒダサンショウウオの成体に出会うことができた。...
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